CODE-R: 2006年4月アーカイブ
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パソコンを使う上で誰しも一度は考えることがある。
それは、いかに快適に使えるか――つまりは、いかにストレスなく使えるかということ。

一口にストレスとは言っても実際にはいろいろあるわけで。
大別すると、精神的なストレスと肉体的なストレスに分けられるでしょー。

で、いわゆるパソコンのスペック(性能)というものは、精神的ストレスにしか関わっていないような気がする。
パソコン本体がちょっとくらい性能アップしたところで、「動作が遅くていらいらする」といった精神的ストレスを低減するくらいなのではなかろーか。
とはいうものの、この精神的ストレスをほとんど感じないところまで成長しているということは、「マイコン」の時代からコンピュータに親しんでいる人間とし てはかなり評価できる。てゆーか、純粋にすごいと思う。

一方で、たいていのパソコンでおろそかにされがちなのが、肉体に直接かかるストレスへの対策で ある。
たまにパソコンをいじるくらいならたいした問題じゃないかもしれないけど。
一日の大半をパソコンの前で過ごす人間にとってはかなり重要な問題。最近は多いはずだよね、こーゆー人。

肉体にストレスがかかるのはおもに入出力に関わる部分で、つまりはディスプレイ、キーボード、マウスということになる。
このうちディスプレイに関しては、液晶ディスプレイになることでだいぶ緩和された。CRTの頃みたいな歪みやちらつきって、今じゃ考えられないくらいだし ねえ。
マウスもだいぶ進化していると思う。光学式になり、ワイヤレスになり、多ボタン式になり、さらにはレーザーを使うに至って、かなり使いやすくなったと言え るでしょー。

ところが、旧態依然として変わらないのがキーボード
まーね、全体のコスト削減のためにはキーボードをケチらなきゃならないって理屈はわかるけど。
でも、単体で売ってるキーボードまで、ほとんど同様というのはやはり納得がいかないわけで。

物書きを飯の種にしている人間としては、これはかなりの大問題。
実際、4年ほど前には軽い腱鞘炎にかかってしまって、四六時中痛みに悩まされた。
そのときに思い切って購入したのが、現在も愛用しているKINESISキーボードなのである。

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どんなキーボードかは写真を見てもらえば一目瞭然だろーけど、とにかく個性的な設計のキーボードであることは間違いない。左右が分かれて全体がアー チ状になっている。これはまあ、マイクロソフトのNaturalキーボードも同じだけど、何より特徴的なのは「お椀 型で手にぴったりフィット」「親指で攻めまくる」という点に尽きる。

まず、お椀型。

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いいよね大きすぎず小さすぎず手のひらにぴったり収まるお椀型って――と思わずうっとりしてしまうほ どに計算し尽くされたこのフォルム。キー部分が窪んでいて、指をほとんど動かすことなくキータッチが可能なのだ。写真ではわかりにくいかもしれないけど、 ひとつひとつのキーは位置だけでなく向きも違っていて、当然のようにキートップの形状までそれぞれ違っている。ここまで凝っていると、人によっては偏執狂 的に受け止める向きもあるかもしれないけど、エルゴノミックキーボードを謳うからにはこのくらいやって欲しいところ。

もうひとつの特徴は、親指を多用するということ。

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人間の手というものは、とくに障害がない限りは親指がもっとも力強くタフである。にもかかわらず、たいていのキーボーでは親指の役割はスペースキーを押すだけ。かわりに小指が酷使されるようになっている
どう考えてもおかしい。そりゃー腱鞘炎にもなるわけである。

で、この「キーボードの常識」にエルゴノミックに反旗を翻したのがKINESISキーボードというわけ。もちろん他にもいろんなエルゴノミックキー ボードはあるけれど、日本国内での普及率を考えると反乱軍の総大将くらいの位置にはいるかも。KINESISに比べれば、Naturalキーボードがエル ゴノミックを名乗るなんておこがましいほどである。

さて、ではどんなキーを親指で攻めるのかとゆーと。
Enter、Space、BackSpace、Delete、Ctrl、Alt、Home、End、PageUp、PageDown――じつにこれだけの キーを親指で操作するようになっていて、日本語入力を生業にしているものにはありがたいことこの上ない。
方向キーも人差し指と中指で押せるところにあるので、普通のキーボードみたいにこれらのキーを押すために手首の位置を変えなくても済む。慣れるまでは一週 間くらいかかって、その間はかなりとまどうかもしれないけど、いったん慣れてしまえば本当のブラインドタッチが可能になるのだ。てゆーか、思考とキー操作 が完全に一体化する。考えることは指を動かすことであり、逆に指を動かすことで思考が紡がれる。このあたりの感覚はピアノをやっている人だとわかるかもし れない。

それともうひとつ、他のキーボードにはないおもしろい特徴もある。
それは、裏に角度変更用のツメがないということ。たいていのキーボードにはあるでしょ、あのツメって。
それがない。裏には滑りにくいゴム足がついているだけ。
つまり、そんなよけいなことをしなくても、最初から打鍵しやすい角度で作られてるって証拠なんですな。

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ただ、いくつか問題がないわけでもない。
まずはでかい。そして高い。4万円から5万円くらいはする。あと、これは人によりけりだと思うけど指が届きにくいキーがある。標準添付のリストレストがす ぐダメになる。といったあたり。

でかいということに関しては、性能とスペースのどちらを取るかというトレードオフの問題でしょー。おすすめはでかいデスクを買うこと。最近はディス プレイもほとんど液晶だし、昔よりもキーボードに割けるスペースも広くなってるんじゃないでしょーか。

値段はまあしょうがない。これだけ凝ったものである以上、そのくらいはして当然。てゆーか、使ってみれば価格以上のメリットがあるとわかるわけで、 必要なのは最初の度胸だけでしょう。

指が届かないという問題については、私は手が小さいせいか、左右の一番外側上のキーに小指が届きにくい。もちろん、手首を軽く浮かせるなりずらすな りすれば簡単に届くけど、それではせっかくのエルゴノミックキーボードがもったいない。
とはいうものの、右外側上の「長音・マイナス」キーは、日本語入力では非常によく使う。IT関連の記事でカタカナ用語を使うとなればなおさらである。

で、ここで役立つのがRemap(リマップ)機能である。KINESISキーボードは機種に よってはメモリを内蔵していて、キーの機能を入れ替えることができるのだ。
私の場合は、下記のようにリマップしている。左側がキートップ、右側が割り当てた機能と思いねえ。

Space → Enter
Enter → BackSpace
BackSpace → Space
↑ → →
↓ → ←
→ → ↑
← → ↓
=+ → Esc
;: → ?_
¥| → ;:
?_ → =+

といった感じ。これにソフトウェアで左AltにATOKオンオフを割り当てれば、日本語入力はかなり快適になる。

最後のリストレストについては、粘着テープが溶けやすいみたいで、すぐにデロデロになってしまう。これをはがすのは一苦労だ。で、標準品の後釜に 使っているのが、サンワサ プライジェルノートパッド。これは左右組で500?600円くらいで買えるノートパソコン用パッドなんだけど、じつ にKINESISキーボードにぴったりなのだ。裏面が滑り止めみたいな素材になっているので、とくに両面テープを貼らなくてもただ乗せるだけでOK。派手 にキータッチしてもずれないし、なかなか優れものである。

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ちなみにKINESISキーボード購入はぷらっとホームにて。
他にも輸入業者はあるかもしれないけど、ある程度の信頼が欲しければ今でもぷらっとが一番でしょーきっと。
ちゃんとKINESISのコーナーがあるのは、国内ではここくらいなものだしねえ。
もっとラクチンに入力したいという欲求がある人にはぜひお勧めしたい逸品なのである。

 

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つるっつるっのぺったぺたん”が熱狂的支持を集める萌え要素を持っていることを認めるに吝かではないけれど、あくまでごく一部の特別な趣味の人たちに限ら れると思うのですよ、やっぱり。

だってねえ、指紋が目立っちゃうし、拭き取るの面倒くさいし。

 

そーです、W-ZERO3の筐体の話です。

ピアノブラックといえば聞こえはいいけれど、このつるぺた素材はモバイル機器にはイマイチなわけで。

そんなわけで多くのW-ZERO3ユーザーがケースを利用し、なおかつそのケース選びに苦心しているという現状。かくゆー私も「コレだ!」というケースが あるわけではなく、比較的使いやすいということで手帳風のこのケースを使っている。

そんなところに届いたのが、 

スポーツグラブ375さん

か らの新製品案内メール。

W-ZERO3 用の革製カバー「ハリハリNo.1」

を作ったとの内容である。

このスポーツグラブ375というのは革製の手袋やカメラケースなどを作っているところで、カメラ用の製品をいくつか購入したことがあるのだ。

さっそく製品をチェックしてみると、発想自体は非常にシンプルで、W-ZERO3用に裁断した革に両面テープを貼り付けただけ。

なんだけど、これはなかなか良さそうじゃありませんか。色は黒、赤、スカイ、ピンクの4色。1枚1000円で2枚目は100円引き。

とりあえず黒と赤を1個ずつ買ってみました。

 

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取り付けはきわめて簡単。革の裏面には両面テープが付いているので、裏紙をはがして貼り付けるだけ。

革はわりと厚めで1mm近くあるんだけど、両面テープがそこそこ強力なため、曲面部分にもかなり簡単に貼り付けられる。

サイズの誤差もほとんどないといっていい。

製品サイトでの説明では、使い始めはやや革の厚さが気になるかも――みたいなことが書いてあったけど、私の感覚ではそれほどでもない。革が柔らかくて手に よく馴染むので、切り落としの部分もまったく気にならないのだ。

見た目的にも、てかてかした感じがなくなってマットな雰囲気になるので、

「落ち着いた大人のモバイル」

と いった趣になる。ただし、これは黒のみの話。赤い革を仮にあててみたところ、ものすごく派手になりそうなのでこちらは予備として取っておくことに。

この製品の良いところは、もちろん革の感触にあることは間違いないが、パーツの分け方もなかなか考えられていると思う。表面に3つ、裏面に2つとパーツが 全部で5つに分かれているのだ。表はともかく、裏がちゃんと分かれているのは嬉しい。裏蓋部分だけのパーツがあるので、貼り付けた後でも問題なく裏蓋を外 すことができるのだ。これはけっこう便利である。

あと、スタイラス口やマイク口、裏側スピーカーの周りもちゃんとカットされていて、機能を阻害することがない。

本来はこの5つのパーツを貼り付けるだけでOKなんだけど、今回はレンズ周りにも貼ってみた。

というのも、スピーカーとレンズ部分を切り取った端切れが入っていたので、これを活用しない手はないと。

実際、標準のパーツを貼り付けただけだと、レンズ周りの銀色の部分の「つるぺた」がちょっと気になるのだ。裏面全体が革でしっとりした感じになるので、よ けいにつるぺた感が目立つのかもしれない。

この端切れ部分を貼り付けるには、当たり前だがレンズ部分をくり抜かなくてはならない。スピーカー部分もふさいではまずいので切り落としが必要だ。革の裏 面に両面テープが付いているので加工はけっこう面倒だが、カッターとはさみをうまく使ってやや大きめに切り抜こう。

で、これを貼り付けると、さらに落ち着いた雰囲気になる上に手触りも良くなる。

私の場合、自宅で仕事をしている時間が長く、その間、W-ZERO3はほとんど机の上に無造作に置かれている。ハリハリNo.1には液晶面のカバーは望め ないけど、机の上に置くようなときのクッション性は十分。何より手帳風ケースに比べて格段に薄くコンパクトになる。とゆーわけで、普段使いには今のところ ベストなカバーになりそうな今日この頃。

 

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享年3歳半。
約3万時間にわたってずっと稼働し続けてきたサーバーマシンの電源ユニットがお亡くなりになりました。
合掌。
てゆーか、ヘンだと思ったんだよね。
昨日は朝から晩まで出ずっぱりだったんだけど、昼頃からメールが一切受信できなくなってしまって。
でもって、Webサイトにもアクセスできない。
こりゃーサーバーに何かあったろうなと思いながら帰宅すると、案の定しっかりと落ちていた。
電源を押してもうんともすんとも言わない。
何があったのかと思いきや、母曰く。「今日、ブレーカーのところの埃が気になって掃除機かけたんだけど、そのときにブレーカー落としちゃったのよね」
なんてことするんですか。まったく。
マザーボードが無事ならいいんだけどなあと思いながら、とりあえずマシンを分解。
ま、電源が入らない理由としてもっとも考えれられるのは電源ユニットの故障なわけで、まずは予備の電源を探すべく屋根裏部屋のジャンクヤード――がらくた 箱ともいう――を捜索。なぜか静音電源が一台埋もれていたのを発掘した。電源の交換だけで問題なく稼働。あーよかった。
しかしまーあれですな。
ブレーカーが落ちたときのサージでお亡くなりになったということは、やっぱり寿命だったんでしょう。なんにせよ、この夏は越せなかったと思うわけで、暑く ならないうちに交換する羽目になったのはかえってタイミング良かったかも。

 

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かなり頻繁に送られてくるサンワダイレクトのメルマガはたいていがサブジェクトだけ読んでゴミ箱行きなんだけど、今日のメールには「W-ZERO3ケース新商品」の文字があったので久しぶりにサイトまで見に行ってみることに。

2種類のケースが発売になっていて、ひとつは本革製のW-ZERO3専用ケース。SDカードが2枚入るのは評価できるけど、取り付けは裏面に粘着テープを 貼るみたいだし、ふたを閉めたままでは充電もできないデザインでは、既存の製品群に一歩どころか二歩も三歩も遅れるところ。てゆーか、これじゃ売れないで しょーはっきりいって。

もうひとつは、一見するとただのベルト取り付け式ケースに見えるんだけど、実はけっこうアイデア商品。ケース の内側がクリーニングクロスになっていて、ケースに出し入れするだけでW-ZERO3に付いた汚れを落とせるというもの。

指紋や皮脂が付かないようにという発想のケースはたくさんあるかもしれないけど、付いた汚れを落とすケースというのは珍しいかも。本体に取り付ける ケースはかさばるから嫌だけど汚れは何とかしたいという人には、こーゆーのが向いてるんじゃなかろーか。

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